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	<description>デザインウルフながしまの気ままなブログ</description>
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		<title>アンテナ</title>
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		<pubDate>Wed, 04 Jan 2012 12:05:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[デザイン]]></category>

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		<description><![CDATA[インターネットが日常になってスマートフォンが便利なアイテムになって電波がそこら中に飛び交う世の中だ。0と1を組み合わせたデジタル信号を巨大なアンテナが発信して俺たちの端末がキャッチする。それぞれの端末には小さなアンテナが内臓されていて、特定の電波に反応している。 何かに興味を持ち出してそれに感度を高くしていると、その対象が自然に集まってくるという現象がよくある。自分から行こうと思っていたら、向こうからやってくるという現象だ。そういうことが割と多い。多いとは言え、ほとんどが想定外な出来事なので、その都度驚いてしまうわけだが。 一昨年から身近な友人が大腸ガンにかかり入退院やその後に苦しんでいて、健康な体が失われるあっけなさや年老いることの切なさを急速に実感することになった。例外なく誰もが親の老いに直面し、その後自分の老いに直面することになる。高齢者が多くなるなかで、体力も落ち、人によっては経済力も落ちてしまう年配者に、何か楽しいことを提供できないだろうか？そんなことをぼんやりと考えながら、最近は「高齢者のためのサービス」に関心があることを人に話すようになった。もちろん今すぐに何かの事業をスタートすることはできないが、やり甲斐のある何本かの仕事の1つとして高齢者に対するサービスがあってもいいのではないかと考えはじめたわけである。現役の人間が高齢者というワードを口にするとき、それはどことなくネガティブな話題をイメージしてしまうが、それは間違っている。高齢者のために何かを考えるということは、やがて老人となる自分たちのために何かを考えることとイコールで、将来のことをイメージするのはとても重要な行為だと思う。老人は死の象徴で、現役の人にとって自分の死をイメージするのは辛いことかもしれない。確かに身近な人の老いる様子を見るのは辛い。しかし死は生のプロセスで、それが人生のゴールであるならば、死は生よりも華々しくあって欲しい。10代よりも30代の方が楽しく、40代よりも60代の方が豊かでありたい。 そんなことをモンモンと考えていたら、ある広告制作の依頼があった。高齢者向けサービス大手企業の仕事である。高齢者についてアンテナを立ててから日が浅いだけに、この依頼には正直言って驚いた。こっちへおいで。そう呼ばれているような気にさせる瞬間だ。依頼内容はデザインの仕事なので自分にとっては日常的な行為だが、興味ある内容だけに非常に勉強になった。その後、調子に乗って知人に会う度に「高齢者サービスにアンテナ貼ってんだよね」とある意味得意気になって語っていると、知人の多くが「高齢者」を取り巻く環境について何かしらの思いがあるようで、それは意外な発見でもあった。20代の若者ではあまり意識することのない話なのかもしれないが、40代から50代にかけて親の老いを実感する世代なら、誰しも老いや死を意識するようになる。意識しつつも何となくテンションが落ちるから距離を置いておこうと思う。それが死だ。 2012年、高齢者と死についてアンテナの感度を上げていこうと思う。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://design-wolf.com/wp/wp-content/uploads/2012/01/020.jpg"><img src="http://design-wolf.com/wp/wp-content/uploads/2012/01/020.jpg" alt="" title="020" width="480" height="270" class="alignnone size-full wp-image-762" /></a></p>
<p>インターネットが日常になってスマートフォンが便利なアイテムになって電波がそこら中に飛び交う世の中だ。0と1を組み合わせたデジタル信号を巨大なアンテナが発信して俺たちの端末がキャッチする。それぞれの端末には小さなアンテナが内臓されていて、特定の電波に反応している。</p>
<p>何かに興味を持ち出してそれに感度を高くしていると、その対象が自然に集まってくるという現象がよくある。自分から行こうと思っていたら、向こうからやってくるという現象だ。そういうことが割と多い。多いとは言え、ほとんどが想定外な出来事なので、その都度驚いてしまうわけだが。</p>
<p>一昨年から身近な友人が大腸ガンにかかり入退院やその後に苦しんでいて、健康な体が失われるあっけなさや年老いることの切なさを急速に実感することになった。例外なく誰もが親の老いに直面し、その後自分の老いに直面することになる。高齢者が多くなるなかで、体力も落ち、人によっては経済力も落ちてしまう年配者に、何か楽しいことを提供できないだろうか？そんなことをぼんやりと考えながら、最近は「高齢者のためのサービス」に関心があることを人に話すようになった。もちろん今すぐに何かの事業をスタートすることはできないが、やり甲斐のある何本かの仕事の1つとして高齢者に対するサービスがあってもいいのではないかと考えはじめたわけである。現役の人間が高齢者というワードを口にするとき、それはどことなくネガティブな話題をイメージしてしまうが、それは間違っている。高齢者のために何かを考えるということは、やがて老人となる自分たちのために何かを考えることとイコールで、将来のことをイメージするのはとても重要な行為だと思う。老人は死の象徴で、現役の人にとって自分の死をイメージするのは辛いことかもしれない。確かに身近な人の老いる様子を見るのは辛い。しかし死は生のプロセスで、それが人生のゴールであるならば、死は生よりも華々しくあって欲しい。10代よりも30代の方が楽しく、40代よりも60代の方が豊かでありたい。</p>
<p>そんなことをモンモンと考えていたら、ある広告制作の依頼があった。高齢者向けサービス大手企業の仕事である。高齢者についてアンテナを立ててから日が浅いだけに、この依頼には正直言って驚いた。こっちへおいで。そう呼ばれているような気にさせる瞬間だ。依頼内容はデザインの仕事なので自分にとっては日常的な行為だが、興味ある内容だけに非常に勉強になった。その後、調子に乗って知人に会う度に「高齢者サービスにアンテナ貼ってんだよね」とある意味得意気になって語っていると、知人の多くが「高齢者」を取り巻く環境について何かしらの思いがあるようで、それは意外な発見でもあった。20代の若者ではあまり意識することのない話なのかもしれないが、40代から50代にかけて親の老いを実感する世代なら、誰しも老いや死を意識するようになる。意識しつつも何となくテンションが落ちるから距離を置いておこうと思う。それが死だ。</p>
<p>2012年、高齢者と死についてアンテナの感度を上げていこうと思う。</p>
<p><a href="http://design-wolf.com/wp/wp-content/uploads/2012/01/021.jpg"><img src="http://design-wolf.com/wp/wp-content/uploads/2012/01/021.jpg" alt="" title="021" width="480" height="270" class="alignnone size-full wp-image-763" /></a></p>
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